
両親を亡くし、国を継ぐこととなった16 歳の月白姫の胸元に奇妙なあざが現れる。
それは、父と母をあやめた妖鬼が死の間際にかけた呪い。守護の力を持つ姫が倒れれば、国はやがて滅びてしまう。
それを解くために、やがて来る季節の終わりまでに婿を迎えれば国は救われると託宣は告げる。 戸惑いながらも、姫君は国主として一同にこう言い放つ。
「このあざを消すことが可能な男性を占いなさい そして、その者たちを集めるのです!」
こうして、姫君の婿候補たちが集う館――『大奥』が造られることとなる…。
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