昨日のブログ記事について、またも「○○という情報を自分で公開しているから削除した方が良い」というご意見をいただいたわけですが、いい加減ネットに他人が書いたことを勝手に拡散してしまってもよいという考えは捨ててください。

自分の情報の取り扱いについて、もちろん、本人が一番注意を払うべきであることは明らかです。
が、それは他人が「自分でネットに書いたのだから後はどんな扱いをしても構わない」という身勝手の免罪符にしてはいけません。

それは加害者が被害者に責任を転嫁している発言です。
貴方が自分で加害することを選び、その結果他人が被害を受けたのです。
被害者に非があったのだから自分は悪くないのだ、というのはおかしな考えです。

もちろん、中には相手に非があるからこのような事態になったのだと言えるようなことも存在します。
ですが「Twitterの発言から個人情報が推測できたのだから晒してもいいはずだ」というのはおかしいですし、これがTwitterが他のSNSだろうとなんだろうとおかしいことに変わりはありません。

これは「他人の権利」の問題です。



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私にずっと付きまとっている方々は自分を常に被害者という側に置き、被害者ぶりながら自分の権利を主張しています。が、その反面、私の権利に関しては一切尊重しないという態度を貫いています。

ですが当然ながら、私にも権利があります。
自分の権利を主張しながら、私の権利を踏みにじるのはそれこそダブルスタンダードというものです。

私があまりにもしつこいつきまといや中傷に耐えかねて怒りを表明すると、それを脅迫されたと表現してみたり、自分たちの中傷は表現の自由だと主張してみたり。
※ちなみに中傷やヘイトに関しては表現の自由は認められません。他人の権利を不当に侵害しているためです。

当然ながら、私には怒りを表明する権利もあります。
それは自称・被害者たちのような「浅葉りなから被害を受けた」と主張する特に身に覚えのないエピソードや義憤でさえない個人的な恨みを語る方々とは違い、不当に個人情報を晒し上げられたことだったり、不当に現実につきまとわれていることだったり、事実無根の中傷に対しての怒りの表明です。私は常に具体的なことに対して怒りを表明しており、ふわっとした主張はしていませんし、仮に私が同人イベントなどで誰かのところをお訪ねするとしても、それは自業自得というものではありませんか?

1年近くに渡り、私が無視や拒否など拒絶の意思表明をしているにも拘らず、無断転載を繰り返し、嘘をばらまいていた人間に対して私が「直接話をつけましょう」と発言するのは脅迫でも何でもないはずです。
長期間にわたって他人に嫌がらせをしたのだから、お話合いを申し出られるくらいで済んでよかったと思っていただくべきではないですか?
私は私に嫌がらせをしていた方々について、普段の発言からだいたいの居住地や職業などの情報を把握していたりもしますが、彼女たちと違って他人にも権利があることを重々承知しているので、それを表で書いたり攻撃の道具にしたりはしません。

私の周囲の人間へは「注意喚起」と称した中傷メールが送りつけられていることも確認しています。
これはストーカー規制法でも制限が加えられている行為であり、合法性はありません。

名誉毀損が免責されるためには、
  1. 公共の利害に関する情報であること
  2. 公表の目的が公益をはかる目的であること
  3. 真実であるか、もしくは発言者がその情報を信じるに足る合理性があると判断されること
この3点が必要です。
が、私が確認する限りでは3を満たせる方はほとんどいないようですし、1と2もまったくもってお話にもならない状態です。

それにも拘らず延々中傷を続けている人間に対しては、当然ながらお話合いが必要になるのではないですか?
他人を一方的に殴り続けていて反撃されないと思うほうがおかしいのではないでしょうか。いい加減にしてください。

繰り返しますが、私は私の情報について他人に拡散の許可を出した覚えはありませんし、今後出すこともありません。
その人が自身の、他人にまったくかかわりのないことについて語るのは自由です。
が、他人のことを語るとなるとどうしても「相手の持つ権利との兼ね合い」が出てきてしまいます。

それを理解できないのなら公の場で発言するべきではないし、また、その発言に対して責任追及されることがあったとしても諦めるべきだと思います。


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