ときどき同業者の方から相談されたり、ライター志望者の方に聞かれたりもするので…
今後はそういう「ちょっとお役立ちな話」も書いていけたらと思います。

さて、そんなわけでシナリオライターとポートフォリオの話です。


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ポートフォリオってそもそも何ですか、という方もいらっしゃるかと思うので、三省堂辞書サイトさんから引用します。
ポートフォリオ(portfolio)は「紙ばさみ」を意味する英語からきています。「持ち運びができるように書類を入れるもの」をさし、一般には「書類カバン」「携帯用書類入れ」「折りカバン」などをいいます。また、「画家・写真家・デザイナーなどが自分の作品を整理してまとめたもの」「モデルなどが売り込み用の自分の写真を入れるもの」もポートフォリオといいます。経済・金融分野では、もともと株式用語で「有価証券一覧表」をさしますが、「資産一覧表」「顧客リスト」などの意味でも用いられます。さらに教育分野ではポートフォリオ評価法で使うファイルをさすこともあります。
いろいろ意味がありますが、クリエイター的には太字にした「自分の作品を整理してまとめたもの」のことです。
イラストレーターさんやデザイナーさんが作っていることの方が多いかと思います。ライターだとだいたい、初めてお会いするときにもサンプルを持って伺うってことはありませんし。

ただ、ウェブ上にはやっぱり参考作品としてポートフォリオがあったほうが参考になります。
どんな作風でどんな文章・文体なのかわかっているほうが後で直されることも減るでしょうし…。

乙女ゲーム、特にソーシャルゲームに関しては「こういう傾向が欲しい」みたいなのがはっきりと決まっていることが多いように思うので、相性の悪い会社さんと当たってしまうとお互いに不幸です。
特にゲーム制作の現場って、結構「相手がどんな意図でそれを言っているのかを言葉通りではなく読み取る」みたいなことが必要だったりするケースって多いんですよね。

私もしょっちゅう「浅葉さんの作家性を押し出してほしいと思っていて…」とか「主人公はやはりキャリアウーマンという設定なので自立した大人の女性にしたいんです」なんて言われて信じて痛い目に遭いました。
どっちのケースも本当はそんなもの求めていなかったんです。それに気づくまでに大分かかったので、色々と遠回りをしてきました…。こういうことを言われても鵜呑みにしないで、本当はどうして欲しいのかを察知する能力、みたいなものがあるとロスが減って大変便利です。
ちなみに上記のケースは本当は、前者は「特にイメージも何もないのでお任せします、売れそうなものを提案してください」で後者は「主人公はキャリアウーマン設定ですがユーザーの感情移入がしやすいようにあまり仕事のできる女にはせず、受け身で大人しいタイプに設定してください」の意味でした。

私は基本的に、どうしてもこれがやりたいとか作家として云々とかそういうことは思わないタイプなので、こういうことがあると、直球をぶつけてくれた方が助かるなと思います。
この仕事は提示された縛りの中で文章を組み立てていく作業みたいなものだと思っているので、直球で来られても特に腹は立ちませんし気になりません。
でも、同業の方と色々話していると、そういうのを気にされる方も結構いらっしゃるんですよね。
だから最初はふわっと。だんだん本音になっていく。そういう感じのパターンが多いです。
なので、そういうロスを減らすためにもサンプルを載せて、自分のスタンスとか、実績や経歴とかそういうものを乗せておくといいと思います。

掲載するサンプルはできるだけ幅広いジャンルで、制作可能なジャンルのものすべてを乗せておいた方がいいです。乙女ゲームなら色々なタイプの攻略キャラのパターンを見せたりとか。
あとはアダルトものを受けるつもりなら、ちゃんとエッチシーンのサンプルを乗せておいたほうがいいです。エッチシーンに幅があるなら特殊プレイものも掲載して、サンプルがないものでも「こういうものも書けます」って添えておくといいですよ。

後はブログかサイトを作ってリンクを貼って、必要なら仕事用のTwitterを作っておくといいんじゃないでしょうか。ただ仕事用Twitterでは思わぬ言葉が炎上につながったりもするので、そういうのよくわかんないし苦手って思うならTwitterはプライベート用アカウントだけにするとか、鍵アカにしちゃうとかがいいかもしれません。
私は告知用と日常用で分けてます。でも日常用のほうも「業務的にこれを言ったらアカン」ということは言わないようにしているので、そういうのがよくわからない…って人は同じ名前でやらないとか告知用と日常用をつなげないとかしておいた方が安全ではありますね。

ポートフォリオの具体的な作り方に関しては、マイナビクリエイターさんの「クリエイターの転職必須ツール、ポートフォリオの作り方とは?」 や、nanomalさんの「参考にしたい日本人クリエイターのポートフォリオサイト 40」が参考になると思います。 


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