仕事用のブログとはいえ、記事の内容があまりにもつまらないのもどうなのか…ということで、原稿料や印税の話も差し支えない範囲でしようかと思います。
ゲームシナリオとか電子書籍とかの。Twitterでもよくその手の話題が流れてくることですし…。みなさん興味がありそうなので。

ただ、さすがにリアルな懐事情はちょっと、というところなので、そういうのが知りたい方には作家の収支あたりをお勧めしておきます。森博嗣のリアル収支が書かれている本です。
私もちょっと興味があるけどまだ読んでいないので、中身に関しては何ともですが…ただ本当に数字が書いてあると聞くので、好奇心を満たすなら断然作家の収支だと思います、と改めて強調しておきます。


▼ブログランキング参加中です
にほんブログ村 BL・GL・TLブログへ にほんブログ村 本ブログ 電子書籍・電子雑誌へ




 
さて、そんなわけでゲームシナリオの原稿料の話です。

ゲームのシナリオライターはよく、1KB(約500文字)あたり1000円が商業の最低ラインと言われています。
それ以下だと、相当量産できる人でないとそれだけで生活するのは厳しいのでは、と…。

私の場合はもうそこまで若くもないので、もう少し高めのレートでやらせていただいているのですけど、それだけで生活しようと思うと結構な分量を書かないといけません。

でも最近は1KBあたり500円とか300円とか、そういう商業のゲームもあるようで…。
乙女ゲーム・BLゲーム・男性向アダルトゲーム問わずあるようですね。
私もときどき相談されますが、さすがにそこまでだと生きていけないのでなかなかお受けできません。

とはいえ、昨今Twitterなどでよく見かける「安く受けると他の人が迷惑するから安く受けてはいけない」という話については、それはそれで変な気がするな~とは思っています。
他人がどんな値段で受けようとそれはその人の自由ですし、単価というのは結局指針の一つに過ぎません。金銭的なもの以外でも何らかの報酬があると判断するのであれば、それはそれでいいのではないかと思っています。

たとえば私も、新人のうちはそういうのも実績のうちだ…と思って受けてたんです。経験が浅い上に数もこなしていないよりは、多少数をこなしている方がいいだろうと思って。
そういう「原稿料以外のメリット」を自分自身が見いだせるのであれば、安い仕事を受けることそのものは非難されるべきだとは思いません。
最近かなり流行している激安のクラウドソーシング系案件なんかは、正直どうかと思うところもありますけどね…。それについては長くなりそうなので、また後日、別の記事で書きますね。

さて、そんなわけでフリーランスのゲームシナリオライター向け相場観まとめ。
  • ¥1000/KB以上→そこそこ好条件
  • ¥1000/KB →ごく普通、相場
  • ¥500/KB →正直安い、同人ゲームならよくある
  • ¥300/KB →コンビニバイトの方が効率がいいと思う 
こんなところかなと思います。
私は基本¥1000/KB以上ですが、そこは空き状況や案件の中身にもよるので何かございましたらお気軽にご相談ください。


▼ブログランキング参加中です
にほんブログ村 BL・GL・TLブログへ にほんブログ村 本ブログ 電子書籍・電子雑誌へ

▼電子書籍配信ストア一覧です
BookLiveどこでも読書honto電子書店パピレスAmazon [Kindleストア]コミックシーモアeBookJapan楽天ダウンロード[楽天ブックス]Neowing ebooks music.jpセブンネットよもっと!