フィリップ、きみを愛してる! [DVD]
ジム・キャリー
Happinet(SB)(D)
2010-11-04


ジム・キャリーとユアン・マクレガーがゲイカップルを演じた2009年の映画……なんですが、ラブロマンスものではなく実在する天才詐欺師スティーヴン・ラッセルのエピソードを元に作られた脱獄映画です。

以下、ネタバレありなので続きのほうに。



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子供の頃に「実は貴方は養子なの」と両親から告白されたスティーヴン(ジム・キャリー)はいい人間になろうと努力して、警官になって、敬虔なクリスチャンの妻との間に子供をもうけ……と順風満帆に見える人生を送っているのですが、やっとのことで探し当てた実の母親に冷たく追い返されたのをきっかけに警察を辞め、別の州へと引っ越して生鮮食品の営業マンになります。

そしてその頃から「本当の自分」としての生活を始めるようになります。
実は彼は幼い頃からゲイで、妻に残業や出張とウソをついて男と不倫をするように。
が、その帰りに車で事故に遭って死にかけて、自分はもう嘘をつくのは辞める……と妻にゲイであることを告白。
妻と別れて男の恋人を作り、華々しいゲイライフを送る……のですが、それには金がかかるということでカード詐欺などの細々とした詐欺や保険金詐欺を働き、ついには逮捕。刑務所に入ることになります。

そこでスティーヴンは運命の相手であるフィリップ・モリス(ユアン・マクレガー)と出会い、彼の心をつかみ、出所後は二人で幸せに暮らすはずがフィリップに色々なものを与えようとスティーヴンはまた詐欺を働くようになり――

あのジム・キャリーが今度はゲイで天才詐欺師役、と聞いて以前から興味を持っていた映画でした。
タイトルからしてラブロマンスっぽいものを想像していましたが、どちらかというと天才詐欺師スティーヴンの詐欺と脱獄の物語という感じ。
ジム・キャリーの顔芸的演技もあって行き当たりばったりに見える部分もありますが、詐欺や脱獄の手口は鮮やかで確かにこんなふうに何度も脱獄を繰り返していたのだとしたらかなり賢い人だったんだろうな~と思えます。
一番スゴイなと思ったのは途中に出てきた「会社から金をくすねる手口」でした。
でも結果的にはくすねてましたけど、あれ、思いついたのが彼なら半分くらいあげちゃってもよくない……っていうくらいには、功績としては大きかったのではという感じで。

ところでこの映画でユアン・マクレガー演じるフィリップですが、映画の中にカメオ出演もしています。映画のラストシーン、ジム・キャリーの隣にいる弁護士役の男性がフィリップ本人だそうです。ちなみにスティーヴン本人はこっち

実際のスティーヴンはもうフィリップと別れたので脱獄は考えていないそうですが、恋人に会いたい!と何度も脱獄を繰り返す彼はある意味ではピュアな心の持ち主なのかも……。
いやでも、もう少し別の人生もあったような気がしますよね。頭のよさを生かして別のこともできたのでは?っていう。

実話を元にしたということで前半ちょっとダレるな~と思いながら見ていましたが(やたらにスティーヴンが奥さんとセックスしてるシーンもあるし…3回くらいあった…) 中盤くらいからは面白かったです。


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2010-11-04